大学ダーツ×団体戦 UDLに聞く『大学ダーツの今』

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3月21日(土)に開催される『全国大学ダーツ団体戦』は学生がダーツを継続できる環境づくりを目的に活動している大学ダーツ連盟(UDL)にご協力いただいています。

今回は前代表の力石航太さんと現在代表を務めていらっしゃる工藤綾乃さんに、UDLのこれまでと全国大学ダーツ団体戦に込めた想い、そしてこれからの大学ダーツの未来を聞きました。

ーまずは自己紹介をお願いします。

力石「東京理科大学4年生の力石航太です。プロダーツプレイヤーとしても活動しています。1年生の初期から大学ダーツ連盟(UDL)に携わっていて、普段は大会の裏方や全体管理を中心に、スポーツダーツプロジェクトのイベントも手伝わせていただいています。今回はよろしくお願いします。」

工藤「和光大学3年生の工藤綾乃です。私も1年生の頃からUDLに関わっていて、プレイヤーではなくサポート側として、大会でMCや進行のお手伝いをしたりしています。よろしくお願いします。」

―お二人が運営に携わっている大学ダーツ連盟について教えてください。

力石「UDLは、2011年に設立された、ダーツをプレイする大学生による大学生のための団体です。コロナ禍で完全に活動が止まってしまった時期があったものの、「大学生が同世代の中でダーツを続けられる場所を作りたい」という思いもあり、再始動しました。UDLの理念は “学生がダーツを続けるきっかけを作ること”。
もちろん競技志向やプロ輩出も一つの目的ですが、それ以上に「楽しく続けたい」という学生の気持ちに寄り添える大会にしたいという方針で運営しています。現在は半年に1回開催されるUniversity Darts Competition(UDC)の運営を中心にSNSなどの広報活動を行っています。」

工藤「今後の展望としては、関東に限らず地方からの参加者をもっと取り入れたいです。また、リーグ戦など短いサイクルでダーツに触れる機会を作ることで、大学生がダーツを継続しやすい仕組みも作っていきたいと考えています。さらに、SNS運用や大会動画の制作、YouTube配信など広報活動にもより力を入れていきたいと思っています。」

―今回初めて全国大学ダーツ団体戦が行われますが、どのような経緯で話が出たのでしょうか。

工藤「今回の全国大学ダーツ団体戦が生まれたきっかけは、昨年に行われたスポーツダーツプロジェクトカップU-18団体戦でした。それを見た時に、大学生でやったら絶対に楽しいよね、とスポーツダーツプロジェクトのスタッフさんと話したのが始まりです。」

力石「僕自身、大学1年の頃から“大学対抗戦をつくりたい”という思いがありました。ただ、自分たちだけでは大会としての価値を作り切れない部分もあったので、協力させていただける今回の機会は本当に大きいです。」

―これまで他が主催する大学ダーツの団体戦はありましたか?

工藤「今回のように大学対抗の団体戦としてはっきりと公式感をもった大会はほとんどありませんでした。少なくとも全国を巻き込む形の大規模な団体戦は初めてだと思います。」

力石「これまでの大学ダーツのシーンは基本的にシングルス、ダブルスが中心でした。だからこそ、今回開催される団体戦には“大学として戦う価値”やこの大会で勝てば日本一と言い切れる公式感、そういったものが期待されると思います。」

―改めて、大学生のダーツ団体戦の価値についてどう思いますか?

力石「シングルスの優勝にはそれだけで価値がありますが、団体戦は“大学名を背負って戦う”という特別な意味があります。
賞金や景品が目的ではなく、勝つことそのものに価値を感じてもらえる大会にしたいと考えています。大学生が真剣勝負でダーツに取り組める大会にぜひ価値を感じてほしいですし、思いっきり緊張してダーツを投げる環境を楽しんでほしいです。また、スポーツダーツプロジェクトさんが主催することで、“公式感・規模感” が格段に上がり、文句なしの『大学No.1決定戦』と謳える大会になったと感じています。」

―では、今回の全国大学ダーツ団体戦の見どころを教えてください。

工藤「今回の注目ポイントは全国の大学から参加があるということです。UDCではどうしても関東圏の大学が中心でしたが、本大会は関東以外のエントリー数の方が多いくらいです。地域ごとの特色などにも注目できると思います。」

力石「プレイヤー目線で言えば、チームスポーツの部活の感覚に近い部分もあると思います。自分のためだけではなく、誰かのために投げる、チームを引っ張る経験ができるというのはとても魅力だと思います。大学生の『今じゃなきゃできないダーツ』にぜひ注目してほしいです。」

―大学ダーツが今後どのように発展してほしいか教えてください。

工藤「今後は大学の部活としてダーツ部が当たり前に存在する未来を目指したいです。そのためにも私たちは次の世代に繋げられるように土台を作っていきたいです。知名度を上げることで窓口を広げる、そういった土台作りが将来の大学生がダーツを始めるきっかけに繋がればなと思います。」

力石「大学生がダーツを続けられる環境を整えるのはもちろん大事ですが、それ以上に、“ダーツ業界全体にいい風を吹かせたい”という気持ちが大きいです。競技としてのダーツが発展していくためには、若年層での競技基盤が絶対に必要だと思います。
よく『ダーツをオリンピック競技に』という話がありますが、もし本気で競技スポーツとして認められたいなら、若いところから競技として確立していることは必須条件だと思っています。そういう意味で、大学ダーツが発展していくことは欠かせませんし、僕自身もその重要性をいろいろな方にずっと伝えてきました。特に、“学生を続けながら本気で競技に打ち込む” という選択を取る選手が、もっと増えてほしいんです。今回の団体戦が、そういう未来を作るきっかけになったら嬉しいです。」

おわりに

インタビューを終えて、「ダーツを続けてほしい」という二人の言葉がとても印象的でした。
大学という1つの枠組みの中でどれだけダーツに向き合えるか。全国大学ダーツ団体戦で大学の名前を背負って勝負に挑む。その体験が、大学生のダーツプレイヤーにとってダーツを続けるきっかけになれるように、そんな願いを込めて、私たちも大会当日を迎えたいと思います。

全国大学ダーツ団体戦出場校

3/21(土)当日はスポーツダーツプロジェクト公式YouTubeチャンネルで配信が決定!

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